2022年1月に事業をスタートした株式会社ソマリ。「何かモヤモヤする」「将来何をしていいか分からない」そういった悩みをもつ候補者の転職活動を支援し、1人でも多くイキイキしている人を増やすことをミッションに掲げています。今回、求人提案のバリエーションを増やし、最後まで転職活動に寄り添うためResumeeの導入を決定。代表取締役の中嶋様と執行役員の松本様に、導入前の課題から具体的な活用方法や効果についてお話を伺いました。
※掲載内容は取材当時(2023年11月時点)のものです。
「何がやりがいなのか」「なぜモヤモヤしているのか」一人ひとりに丁寧に向き合い、一歩踏み込んだマッチングを実現
最初に、御社について簡単にお伺いできますでしょうか?
中嶋様:2022年1月に人材紹介事業を創業しました。現在メンバーは5名、コンサルタントの私と松本は新規面談をしており、他3名の業務委託メンバーは一般事務のサポートを行ってくれています。候補者は主に若手優秀層がメインで、経験職種は営業やマーケ、事務、機械系など幅広く対応しています。
松本様:いわゆる転職の潜在層にあたる方が多く、「何をやりたいのか」とか「何でモヤモヤしているのか」といったところを言語化する作業がメインなので、職種関係なく広めに対応できているのかなと思います。
人材紹介事業を行う上で大事にされているのは、どういった点でしょうか?
中嶋様:大手エージェントとの差別化を意識しています。例えば「何をやりがいに感じるのか」を考えたときに「新規性の高いものが好きです」という答えが出たとします。それならオペレーションを回し続ける大手企業じゃなくて「より新規性の高いものが経験できるSaaSだったりベンチャー企業が合ってるんじゃないですかね」みたいな、経験・スキルの1つ下層にあるコンピテンシーや志向性でのマッチングが我々の強みかなと。そういった、大手エージェントさんには難しい、一歩踏み込んだ提案をやらないと生き残れないので、そこは意識しています。
松本様:実は若手ってすごく悩んでいて、でも悩みを相談できる人や場所がない方も多いので、そういった方の受け皿になっていきたいなと個人的には思っています。モヤモヤしていることや欲求をちゃんと言語化して進む道を作ってあげるっていうのはすごく大事だし、需要もあるなと感じています。事業を作りたいとか、いい会社に行きたいとか、色々漠然と考えていることをうまく見立ててあげるといったところは、一人ひとり丁寧に向き合えてるからこそできる部分だと思いますね。
中嶋様:候補者が何を考えているかについての理解や共感の部分は、手前味噌ではありますが、社会人経験や事業会社の経験が豊富な我々が得意とするところなので、事業として戦えているのかなと思います。
候補者の期待感を高められる求人バリエーションが魅力
Resumeeを導入する前、事業においてどのようなお悩みがありましたか?
中嶋様:候補者への求人提案のバリエーションが少ないことですね。候補者さま一人に対して1社で決まる、といういわゆる1分の1での決定が我々の理想ですが、もちろんそれが採用企業さま側の事情で実現できないこともあるので、次へ次へと提案する選択肢の数が重要だと思っています。そのバリエーションが少なくて最後まで寄り添い切れないというのは、やっぱり課題だなと感じていました。
Resumeeを知っていただいたきっかけは何だったんでしょうか?
中嶋様:営業さんからの直電です。今時珍しいですよね。(笑)でも名前は聞いたことがあったんですよ、sincereed?南雲さんのところですか?みたいな感じで話を聞く形になりました。
話を聞いてみて、Resumeeのどういったところをご評価いただいて導入しようと思いましたか?
中嶋様:2つあって、1つがバリエーションを広げるための工数をかける必要がない点。もう1つは候補者さまにとってキャッチーな企業が多い点ですね。大手メーカーや不動産など、人気企業の求人を提案できるようになると、「次回面談の時に色々提案してくれそうだな」と候補者さまの期待感を高められる点が魅力だなと感じました。候補者さまを転職活動の前半の段階でグリップすると言いますか、そういったところの費用はかけてもいいかなと思い導入しました。
求人の質が高くラインナップだけでも価値あり。提供できる機会の総量を増やすことができた
実際にResumeeを導入してみて、いかがでしたか?
中嶋様:候補者さま一人あたりの選考エントリー数が大きく増えました。
例えば、メーカーの品質保証からフルリモートできる仕事にキャリアチェンジしたい、みたいな難しい要望も紹介できています。Resumee内にある求人は厳選されたものが多いので、候補者にも紹介がしやすいんです。まだ使い始めて日が浅いので実績は出ていないのですが、採用決定が出るのも時間の問題かなと。
ただ、もし決定が出なかったとしても使い続ける価値はあると思っています。それだけ提供できる機会の総量が圧倒的に増えましたから。やっぱりバリエーションが増えれば信頼にも繋がるので、求人開拓に割ける時間がない我々のような会社はとても助かっていると思いますね。
松本様:利用している採用企業さまからスカウトが来るっていうのも斬新ですよね。自分の視界だけではない新たなマッチングができるところはすごくいいなと思います。
Resumeeの利用シーンや使いやすいと感じた点があれば教えてください。
中嶋様:週2〜3件、弊社の求人で補えない時や、あまり強くない業界の紹介をするときなどに利用しています。一旦投稿しておこう、って気軽に使えるところがいいですね。システムの機能面でいうと、検索条件にリモート有無やキーワード入力など欲しい項目があるので使いやすいです。
松本様:求人自体もエージェント向け情報欄などがあって情報がスカスカの求人がないので、品質もしっかり担保されてるなと感じます。
Resumeeの活用を当たり前に。日々の業務プロセスにも組み込んでいく
最後に、今後の展望を教えてください。
中嶋様:今後、従業員も増えて拡大していく方向なので、まずはResumeeへの投稿を当たり前にしていきたいですね。業務プロセスに投稿作業を組み込むやり方を考えていく予定です。
松本様:この事業を行っていく上で、今HOTな求人っていうのはしっかり把握していなきゃいけないと思うので、事務局の方から送ってくださっている新着求人のお知らせメルマガの内容も、社内メンバー全員の頭に入れられるようにしていきたいですね。
中嶋様:候補者さまにとって良い会社に決まることが一番なので、提供機会の総量を増やしていくためにも今後もResumeeのプラットフォームをたくさん活用させてもらいたいと思います。